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バルセロナ元副会長「バルサとメッシはもう協定を結べない。契約解除金の支払い以外方法ない」

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バルセロナ元副会長「バルサとメッシはもう協定を結べない」

 昨年までバルセロナのスポーツ部門副会長を務めたジョルディ・メストレ氏が、FWリオネル・メッシの退団問題について語っている。

 スペイン、ひいては世界が注目する騒動となったメッシのバルセロナ退団問題。メッシ側は一方的契約解消の権利がいまだ有効であると主張しているが、カタルーニャのラジオ局『RAC1』とのインタビューに応じたメストレ氏は、バルセロナやラ・リーガと同様に契約解除金7億ユーロ(約880億円)を支払わない限り退団は不可能との見解を示した。

「メッシが契約解除金を支払うことなく自由になれるとは思わない。一選手と契約を結び、その選手が好きなときに退団できるなど、ナンセンスだよ。契約は全うされるべきだ。それは双方合意の上で結んだものなのだから」

「クラブ側から聞くところによれば、契約解除金は7億ユーロであり、メッシが退団を望むのならばそれを支払わなければいけない。彼らの考えは明確だ。ネイマールが退団したときについても、PSGが彼の契約解除金(2億2200万ユーロ)を支払っている」

 メストレ氏はまた、バルセロナとメッシが協定を結ぶには、すでに不可能な段階まで問題が進んでいるとの考えも口にした。

「協定を結ぶには、もう手遅れなところまで来てしまった。弁護士を交えた争いになっているし、そもそもあのブロファックス(スペインの内容証明郵便)が大きな騒動を引き起こしてしまった。個人間で話をしたならば、合意だってできただろうにね。私は協定を結んでほしかったし、こうした状況は誰にとっても恩恵にならない」

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