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自由移籍ゲッツェの新天地が決まるのは9月下旬?独紙「フランスはファーストチョイスではない」

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 19-20シーズン限りでドルトムントとの契約が切れ、今夏はフリー移籍が可能となったMFマリオ・ゲッツェ。だがその移籍先が決まるのは、移籍市場が閉幕する直前になるかもしれない。

 ドイツ『Bild』はゲッツェについての特集記事を展開。そこではここまでに至るゲッツェの動向について次のように伝えている。

「これまでゲッツェにはスペイン、イタリアへの移籍が取りざたされていた。そしてニコ・コバチ率いるモナコもこのドイツ人に興味を示しており、フランス行きも選択肢に入っている」

 モナコ指揮官ニコ・コバチはゲッツェへの関心をほのめかしながらもフランスメディアに対して「今回の移籍市場は10月まで開いているから、何が起こるかわからないね」と語っていた。

 それを踏まえ『Bild』では「ゲッツェはスペイン、イタリアへの移籍に意欲を示しており、フランスはファーストチョイスではないようだ。一時はラツィオ行きに近づいたと見られるが、ゲッツェの要求をラツィオはすべて受け入れるつもりはなく、話が停滞している。ただ確実なことは、ゲッツェが自らのキャリアで初めてドイツ国外へ移籍することだけだ。その去就はトランスファーマーケットが閉幕する10月5日の1週間ほど前に定まる見通しだ」と報じている。

 2014年のブラジル・ワールドカップでは、延長戦へと突入した決勝戦で勝ち越しゴールを叩き込み、ドイツに4度目の世界タイトルをもたらしたゲッツェ。それから6年が経過し、新たな所属先が未定という状況になっている。今夏の移籍市場閉幕は新型コロナウイルスの影響に伴い10月にずれ込む形になったが、今後の方向性は9月下旬には定まることになりそうだ。

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