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ドルトムントSD、DFフンメルスの途中交代理由を説明…ゲッツェの退団も明かす

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DFマッツ・フンメルスは途中交代

 ドルトムントは23日、ブンデスリーガ第27節でボルフスブルクと対戦し、2-0で勝利した。前節のルールダービーに続きクリーンシートでの2連勝。それでもスポーツ・ディレクターのミヒャエル・ツォルク氏は「良い仕事をしたが、バイエルン戦の後で再び話すことができる」と述べ、26日に控える首位攻防戦に気を引き締めた。

 この日、ルシアン・ファーブル監督も次節を見据えた大胆起用を行った。1点リードで迎えたハーフタイム、元ドイツ代表DFマッツ・フンメルスを下げてMFエムレ・ジャンを投入。フンメルスがアキレス腱の痛みを抱えていることによる温存策だった。

 この策が裏目に出ることなく、ドルトムントは後半にも1点を追加して2-0で勝利。4-0でライバルのシャルケを下した前節に続いて2試合連続の無失点勝利で、直近6試合で5度目のクリーンシートとなった。

 ドイツ紙『キッカー』によると、ツォルク氏はフンメルスの交代がアキレス腱の痛みによるものであったことを明かしつつ、「火曜日にプレーできることを望んでいる」と期待を語った様子。ドルトムントは次節、バイエルンとのデア・クラシカーに勝利すれば、勝ち点1差に詰め寄ることができる。

 なお、ツォルク氏は同日、MFマリオ・ゲッツェが今季限りで退団することも明かした。スポーツチャンネル『スカイ』のインタビューに対し、「今季はわれわれにとっては重要な選手だ」としつつ、「お互いが望むところ」と説明。「彼は新たな仕事を探すだろう。おそらく国外になる」と今後の見通しを述べた。

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