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ウエスト・ハム主将、若手売却のクラブを批判?「ディアンガナ退団に失望し、怒り、悲しんでいる」

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MFマーク・ノーブルがクラブを批判か

 ウエスト・ハムの主将MFマーク・ノーブルは、MFグレイディ・ディアンガナの放出に怒りをにじませた。

 昨季ウエスト・ハムからWBAに期限付きで加入し、プレミアリーグ昇格に貢献したディアンガナ。同選手は今夏デイビッド・モイーズ率いるチームに復帰し、プレシーズンでは多くの試合に起用されていたが、4日に1800万ポンド(約25億円)と報じられる移籍金でWBAに完全移籍することが決まった。

 年代別のイングランド代表としてのプレー経験もあるディアンガナの退団を受け、キャプテンのノーブルは自身の『Twitter』で「最高の将来がある最高の若手グレイディが退団したことに、このフットボールクラブのキャプテンとして、僕はがっかりしているし、怒っているし、悲しい」と落胆を綴った。

 またイギリス『スカイ・スポーツ』によると、クラブの方針批判ともとれる主将のツイートに対して中心選手の1人であるデクラン・ライスがリツイートしていたことが発覚。即座に削除されたが、依然として同選手により“いいね”されているようだ。さらに元ウエスト・ハムMFトレバー・シンクレア氏もノーブルのコメントを支持するツイートを投稿している。

 クラブはディアンガナの退団について「グレイディ売却の判断はしぶしぶ下されたが、別のポジションの補強を目指すクラブにとって最善の利益があるものだ。受け取った資金はチーム強化へ再投資される。新シーズンの目標達成のために考えられる中で最高のチャンスになると信じている」と正しい決断であったことを強調している。

 なお、昨季に辛うじて残留したウエスト・ハムは、ボローニャの冨安健洋をはじめ、経験のあるセンターバックやブレントフォードのサイード・ベンラーマの獲得に関心を寄せていると伝えられている。

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