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ユベントス、スアレスらと破談ならジルー獲得か…すでに選手&チェルシーと合意報道

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FWオリビエ・ジルーに白羽の矢

 ユベントスが、チェルシーに所属するフランス代表FWオリビエ・ジルーの獲得を検討していると、イタリアメディア『スカイスポーツ』が10日、報じている。

 アンドレア・ピルロ新監督の下、シーズン開幕へ向けて準備を進めるユベントス。すでに構想外となっていたFWゴンサロ・イグアインと契約解除で合意し、新戦力の獲得を目指す。ユベントスはこれまでに、バルセロナに所属するウルグアイ代表FWルイス・スアレスをリストアップ。しかしEU圏外選手枠がすでに埋まっていることから、スアレスはイタリア国籍を保有する妻との関係上、自身もEU国籍を取得する意向を示しており、来週にも語学試験を受験する見込みとなっている。

 ただスアレスの手続きは長引く可能性が懸念されており、ユベントスは同時にローマに所属するFWエディン・ジェコおよびパリSGのFWエディンソン・カバーニの動向にも関心を寄せてきた。しかし両者の獲得交渉も難航。ユーベは新たな可能性としてチェルシーの33歳FWジルーに白羽の矢を立てた。

 ジルーはすでにトリノ行きへ同意。ユベントスはすでにチェルシーとも交渉を終え、移籍金500万ユーロ(約6.3億円)ほどで合意に至ったという。ユベントスは、他の獲得候補と合意に至らない限り、フランス人FWと2年契約を結ぶ見込みとなっている。

 ユベントスはこのほか、エバートンの20歳FWモイゼ・ケーンの再獲得も検討。買い取り義務付きのレンタルでの獲得を目指し、交渉を行っている。しかしイギリスのクラブは昨夏、3000万ユーロ(約38億円)に上る資金を投じて選手を獲得した経緯もあり、金銭的な埋め合わせが保証されない限り、選手の放出に難色を示している。

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