バルセロナはアヤックスからDFセルジーニョ・デスト獲得に近づいているようだ。オランダ『VI』が報じた。

　バルセロナは今夏、ロナルド・クーマン監督が就任して改革を敢行。ルイス・スアレス、アルトゥーロ・ビダル、ネルソン・セメドらの放出を決めた。セメドが去ったことで、バルサは新たなサイドバックを必要としていたが、デストが穴を埋めることになりそうだ。

　デストはアメリカ国籍の19歳。2019年7月にトップチーム初出場を飾り、2019-20シーズンは公式戦36試合に出場していた。また、すでにアメリカ代表としてもデビューしている逸材にはバイエルンも興味を示していたが、バルサとアヤックスは2000万ユーロ(約24億5000万円)の移籍金で合意に達した模様。デストとバルセロナの個人合意はこれからだが、時間の問題とみられている。

　なお、デストは移籍の完了に向け、月曜日にスペインに渡ると伝えられている。直近では、26日のフィテッセ戦で途中出場しており、これがアヤックスの選手として最後の試合出場になるかもしれない。

---

●ラ・リーガ2020-21特集