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柴崎岳が2度目の先発も…降格組レガネス、3部からの昇格組に敗戦

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[10.4 ラ・リーガ2部第4節 カステリョン2-0レガネス]

 ラ・リーガ2部は4日、第4節を各地で行い、MF柴崎岳所属のレガネスが昇格組のカステリョンに0-2で敗れた。これで今季成績は2勝2敗。柴崎はボランチの一角で2試合ぶりの先発出場を果たしたが、ビハインドのまま後半33分にピッチを退き、勝利に貢献することはできなかった。

 試合が動いたのは前半31分、カステリョンは右サイドを突破したDFホセバ・ムグルザがアーリークロスを送ると、下がりながら対応したレガネスDFイグナシ・ミケルがヘディングでのクリアを試みる。しかし、うまくミートしなかったボールは自軍ゴールに向かい、オウンゴールに。カステジョンに先制点が入った。

 4-2-3-1の左ボランチにスタートポジションを取った柴崎は、時にはビルドアップに合わせて最終ラインまで引いたり、時には相手のマークを引き付けるために攻め上がったりと、ピッチ中央を幅広くカバー。またセットプレーのキッカーも担うなど、移籍後初アシストを記録した第2節ルーゴ戦(●1-2)以来の先発で中心的な活躍を任された。

 すると後半29分、レガネスは柴崎の右コーナーキックに合わせたFWマイケル・サントスのヘッドが相手GKのビッグセーブに阻まれたが、こぼれ球に反応したDFケネス・オメルオがプッシュ。同点ゴールが入ったかと思われた。ところが、副審がすぐさまフラッグアップし、オフサイドを宣告。決めた選手はオンサイドだったが、ゴール前で反応した別の選手に反則があったとみられ、VARのチェックを経ても判定は覆らなかった。

 柴崎はプレー再開直後の後半33分、MFルベン・パルドとの交代でフィールドの外へ。加入後最も長い77分間のプレータイムを得たが、得点に絡む活躍はできなかった。そして後半アディショナルタイム2分、カステリョンはゴール前を短いパスで崩して途中出場FWイゴール・ズラタノビッチが追加点。そのままタイムアップを迎え、1部から降格したレガネスは早くも今季2敗目を喫した。

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