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今夏の移籍市場でマンチェスター・Uは大失態?スールシャールの要求を何一つ満たせずか

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 今夏の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドは、オーレ・グンナー・スールシャール監督のターゲットを誰一人として獲得できなかったようだ。『ESPN』が伝えた。

 9月初めにドニー・ファン・デ・ベークを獲得したマンチェスター・Uは、その後補強が難航していたものの、デッドラインデーの5日に土壇場でエディンソン・カバーニ、アレックス・テレス、ファクンド・ペリストリを獲得。補強が必要とされていたポジションに新戦力を迎え入れることができたと見られていた。

 しかし『ESPN』によると、クラブはスールシャール監督が今夏の移籍市場を前にリストアップした選手を誰一人として獲得できなかったという。このリストの中には、ドルトムントのジェイドン・サンチョ、アストン・ビラのジャック・グリーリッシュ、RBライプツィヒのダヨ・ウパメカーノ、ボーンマスのナタン・アケが含まれていたようだ。

 サンチョに関しては、今夏を通してドルトムントにアプローチしていたが金額面の溝が埋まらず破談。グリーリッシュやウパメカーノは所属クラブと新契約を結び、移籍は実現しなかった。またアケは宿敵のマンチェスター・シティに新天地を求め、獲得の可能性のあったチアゴ・アルカンタラはリバプールが争奪戦を制している。

 いずれの補強に対しても指揮官と相談したうえでゴーサインを出したようだが、今夏に獲得した全選手たちは、スールシャール監督やコーチングスタッフが移籍市場を前に期待していた新戦力ではないようだ。

 なおマンチェスター・Uは、1月の移籍市場でも指揮官の要求を満たせていなかったという。ザルツブルクでセンセーショナルな活躍を残し、ノルウェー人指揮官の教え子でもあるアーリング・ハーランドをトップターゲットにしていたが、獲得に失敗。最終的に、市場閉幕数分前に期限付きでのオディオン・イガロ獲得にこぎつけていた。

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