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スアレス、退団した古巣バルセロナへ「とても傷つけられた」…古巣戦でゴールを決めたら「間違いなくある場所を指差す」

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バルセロナ首脳陣への不満を語ったFWルイス・スアレス

 アトレティコ・マドリーのFWルイス・スアレスが古巣バルセロナの首脳陣への不満を語った。

 今夏の移籍市場で、6シーズンを過ごしたバルセロナから退団したスアレス。新任のロナルド・クーマン監督に戦力外を通告された同選手は、退団会見の際には時折涙を見せ、言葉を選びながらクラブに感謝を示し、アトレティコへと渡っていった。

 新天地でのデビュー戦で2ゴールを挙げるなど、まだまだ一線級としてプレーできることを証明する33歳のウルグアイ代表ストライカーは、『ESPN』で今夏の退団劇について「彼らは僕と家族をとても傷つけた。やり方は正しいものではなかった」と話し、クラブ首脳陣の対応を非難した。

「クラブからの通告は、プレスや他の人を介して知った。クラブの誰一人として、コーチからの電話があるまで何も伝えてくることはなかった。クーマンは電話で、僕が10日前からすでに知っていた構想外ということを伝えてきた。バルセロナで6年間プレーし、クラブには常々若いFWが必要だと訴えてきたけど、僕に肩を並べられる選手を連れてくることはなかった」

「少なくとも彼らがプレスで僕を要らないと言う前に、構想外であることを知らされるべきだったと思う。それでも練習に行かなければいけなかったから、不透明なことが多々あった。レオ(メッシ)にもこのことを話した。喜んでトレーニングに行ったけど、家に戻ってからは悲しかった」

 また、スアレスは11月22日に予定される本拠地ワンダ・メトロポリターノに古巣バルセロナを迎える一戦について「バルセロナ相手に得点を決めたとしても、僕は喜んだり、クレイジーになったりしない。でも、間違いなくある場所を指差すことになるだろうね」と話していた。

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