現地時間14日のUEFAネーションズリーグのリーグAグループ1第4節、イタリアvsオランダは1-1の引き分けに終わった。この試合ではイタリアが先行するも、ドニー・ファン・デ・ベークが同点弾を決めて1-1に。その後スコアは動かず、1-1でフルタイムを迎えた。

　敵地イタリア・ベルガモで引き分けたデ・ブール監督はオランダのTVメディア『NOS』に対し、5-3-2と3-5-2を柔軟にシフトする布陣で挑んだことについて、次のように述べた。

「この試合では5バックにする狙いがあったんだ。FWが相手のオーバーラップを追尾する必要がないようにしたかった」

「基本的に、相手の布陣を想定して自分たちにとって合理的だと思える対策を練るのが監督の仕事だと思っている。私はこの試合でこうすべきだと思って試合に臨んだ。その結果、ステフェン(ベルハイス)のような攻撃的なプレーヤーを犠牲にしてしまった。彼を使うことなく終わったけどね」

「もしオランダが負けたら批判は厳しいものだったろう。だが私はトレーニング中から選手たちがハイエナのように獲物を追いかけているように見えた。このチームはこれからもっと良くなるだろう。実際にこのゲームでは我々のほうがクオリティーを示していたと自負しているよ」

　そしてオランダは4試合を消化して勝ち点5のグループ3位となっているが、デ・ブール監督はここからの巻き返しに気概を示している。

「私達はグループのトップに立ちたい。だからこの結果には満足していないよ。残る試合は2つ。第5節からの連勝を目指し、できる限りのことをしたい」

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