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欧州王者からブンデス初ゴール! それでも勝利求めた堂安「世界一のクラブから点を取れて嬉しいけど…」

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ビーレフェルトのMF堂安律

 ビーレフェルトのMF堂安律が17日、欧州王者のバイエルンを相手にブンデスリーガ移籍後初ゴールを記録した。試合後、取材に応じた堂安は「すごく興奮したし、世界一のクラブから点を取れたから嬉しいけど、チームが勝って、自分のゴールで勝たせるような活躍ができるように頑張りたい」と勝利への野心をのぞかせつつ、冷静に喜びを語った。

 堂安は0-4で迎えたブンデスリーガ第4節バイエルン戦の後半13分、カウンターからFWファビアン・クロスのラストパスを受けると、細かいフェイントから敵陣を攻め込み右足を一閃。利き足の左を見せつつDFバンジャマン・パバールの股を開かせ、右足でその間を撃ち抜くという見事なシュートで名手GKマヌエル・ノイアーからブンデス初ゴールを奪った。

 それでもチームは1-4で大敗。「僕が説明しなくてもいいくらいに彼らがクオリティを持っていることはわかってたので、これがいまの自分の実力」と課題と手応えの両方を見つめた堂安は「次またバイエルンのホームでやるときには、もっといい試合できるように頑張りたい」と意気込みを語った。

 ビーレフェルトは今季、1部リーグに昇格し、ここまで1勝1分2敗の14位。まずまずの戦いをしている中、堂安も4試合連続の先発出場で確固たる地位を築きつつある。今後の戦いに向けては「今日はものすごく難しいゲームになったけど、このゲームを受けてもっともっと改善できることはある。次のゲームではもっと自分たちが支配して勝ち点3を取れるように頑張る」と内容面の向上を誓った。

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