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「刑務所の夫を待つ良き妻のように…」クロップ、長期離脱のファン・ダイクへのサポートを約束

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ユルゲン・クロップ監督がサポートを約束

 リバプールユルゲン・クロップ監督は、長期離脱が確実視されるDFフィルヒル・ファン・ダイクの復帰を焦らせたくはないようだ。

 プレミアリーグ第5節で、エバートンと2-2で引き分けたリバプール。この試合で先発していたファン・ダイクだったが、開始から10分も経過しないうちに相手GKジョーダン・ピックフォードと交錯。右足にタックルを受けるような形となり、そのまま負傷交代となっていた。

 そして18日、リバプールはファン・ダイクが膝の前十字靭帯を損傷し、手術を受けると発表。離脱期間は明らかにしなかった。『Goal』の取材では、クラブ関係者はファン・ダイクのシーズン絶望の可能性は否定。しかし、今季のプレミアリーグとチャンピオンズリーグの大部分の試合を欠場することが予想される。

 守備の要が長期離脱を強いられることになったが、クロップ監督は手厚いサポートを約束している。

「これからすべてが始まることになるが、もちろん我々は彼と繋がっている。我々は彼のためにいるわけだし、彼もそれをわかっているよ。彼のために待つさ。良い妻が刑務所に入った夫を待つようにね」

 また手術の時期については「まだ決まっていない」と言及。「いくつかのことは明らかになっているので、彼はしばらくの間チームを外れることになるだろう。正直に言って、時間を設定したくはない。選手ごとに違うからね。フィルヒルはフィルヒルだし、どんな期限も設定したくない。長い間プレーできないだろうし、そういう状況だ」と、復帰時期を設定することは避けたいと話した。

「土曜日の試合後に予想していたよ。特にあのチャレンジを見直した時にね。最初はベンチから見ていたが、見直してみれば彼が長期離脱になることは明らかだった」

「フィルヒルは100%乗り越えることができるだろう。今はすでに回復に入った。我々は正しい方向へ向かっているので、それはOKだ」

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