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恩師マンチーニは愛弟子バロテッリの再起願う「現状が残念」

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恩師はFWマリオ・バロテッリの復活を願う

 イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督はかつての愛弟子であるFWマリオ・バロテッリに失望しているようだ。『スカイスポーツ』が伝えている。

 30歳のバロテッリは、昨夏にマルセイユを退団すると、故郷のクラブであるブレシアに加入。しかし、新型コロナウイルスにより情勢は大きく変化する。さらにバロテッリは、ロックダウンが終了した後も練習に無断欠席することが増え、それが原因でクラブと決裂。ブレシアとの契約はそのまま終了となった。

 インテルやマンチェスター・シティ、そしてイタリア代表でバロテッリと関係を築いたマンチーニ監督は「私は彼を愛している」と愛弟子をフォロー。しかし現状には当然憂いており、「彼が成長するのは見てきたが、現在チームを見つけられていないのは残念だ」と無念さを語る。「30歳だからといって、まだサッカー選手としては成熟期だ。何か前向きなことが起こるといいんだけど」と再起を願った。

 キャリアの晩年を迎えたバロテッリは再び花を咲かせることはできるのか。イタリア代表指揮官はミランで再ブレイクを果たした39歳を引き合いに出し、「サッカー選手のキャリアは短い。この逆境を利用しないといけない。イブラヒモビッチではないのだから」と語っている。

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