元フランス代表DFのフランク・ルブーフ氏が、マンチェスター・ユナイテッドMFポール・ポグバの起用法に疑問を投げかけている。

　昨季は負傷により長期離脱を余儀なくされるも、今季はここまでプレミアリーグ全試合に出場するポグバ。しかし、1日のアーセナル戦(0-1)では後半24分に決勝点につながるPKを献上するなど、良いところなく終えた。

　自身も試合後、PA内でエクトル・ベジェリンを倒した場面を「愚かなミス」と認めていたが、そのパフォーマンスへの風当たりは強まっている。そして、現役時代にフランス代表やチェルシーでプレーしたルブーフ氏は『ESPN』で、オーレ・グンナー・スールシャール監督のポグバの起用法に疑問を呈した。

「ユナイテッドの状態についてどのように解説していいのかわからない。(5-0で勝利した)ライプツィヒ戦はラッキーなだけだった。プレミアリーグで見る限り、良いとは言えない。彼らのレベルは急激に低下した」

「ダイヤモンドの中盤で戦っているが、とても不思議に感じている。オーレ・グンナー・スールシャールはポグバをセンターで起用したかったみたいだが、このポジションは彼にとって明らかに問題ばかりで、彼自身が後半からほとんど左サイドでプレーするようになっていた」

「彼(スールシャール監督)はどのようにポグバを起用していいのかわかっていない。スールシャールは彼のポジションを再考しなければならないし、おそらく現状のポグバにとってのベストポジションはベンチかもしれない」

---

●プレミアリーグ2020-21特集