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フィルミーノ? ジョタ? クロップ「別の選手にすぐ触れようとする…」

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FWロベルト・フィルミーノとFWディオゴ・ジョタ

 リバプール不動の3トップ。前線の3枚はFWモハメド・サラー、FWロベルト・フィルミーノ、FWサディオ・マネがレギュラーとして起用されてきたが、得点を積み重ねるFWディオゴ・ジョタがポジション争いに食い込もうとしている。

 今夏、ウォルバーハンプトンから加入したジョタはプレミアリーグでチーム3位となる3得点を記録。公式戦3試合連続ゴールと調子を上げて迎えた3日のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)グループリーグ第3節アタランタ戦では、フィルミーノに代わってスターティングメンバ―に名を連ねた。

 そして、ユルゲン・クロップ監督の起用に結果で応える。前半16分に先制点を決めると、同33分、後半9分にもネットを揺らしてハットトリックを達成。チームを5-0の快勝、そしてCL開幕3連勝へと導いた。

 ポジションを争うフィルミーノは今季のプレミアで7試合1得点、欧州CLではノーゴールと結果を残せていないこともあり、週末の8日に行われるプレミア第8節マンチェスター・シティ戦では、ジョタを先発として起用すべきだという声も上がっている。

 しかし、アタランタ戦後の記者会見で、クロップ監督は選手起用について「良いパフォーマンスをしたからと言って、頭を悩ませることはない」と語った。『スカイスポーツ』が伝えている。

「今日の試合についてはディオゴを起用することに意味があった。アタランタのプレーや守備を見れば、スキルのあるディオゴはチームの助けになるからね。だが、誰かが輝いているとき、これまで500試合連続でプレーしていたかのように別選手についてすぐ触れようとする。世界は時として悪い場所になるね」

「もし、ボビー(フィルミーノ)がいなければ、我々はそもそも欧州CLに出場すらできていなかっただろう。我々にとって、11人以上の選手がいることが重要なんだ。今日はディオゴが素晴らしいプレーを披露してくれたが、それはボビーのことを語るものではないし、そのことで私が頭を悩ませることでもない」

 指揮官はジョタを称賛しつつ、フィルミーノを擁護している。

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