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クーマン、途中出場から2発のメッシは「先発できる状態ではなかった」

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指揮官がFWリオネル・メッシの状態を明かす

 7日のラ・リーガ第9節、バルセロナは本拠地カンプ・ノウでのベティス戦に5-2で勝利した。ロナルド・クーマン監督は試合後、さらに多くのゴールを決められたとの感想を述べている。

「私たちは勝利に値したし、もっと多くのゴールを決めてハーフタイムを迎えられたはずだった。私たちは多くの決定機を迎え、さらにPKをミスしたのだからね。結局、1-1で試合を折り返してしまった。しかし後半、私たちはチームスピリットを保って、5点以上のゴールを決めることだってできた」

「とにかく、ここ最近の成績(この試合まで4試合勝ちなし)に鑑みて、私たちは重要な勝利を手にした。相手が一人少なく状況で1失点を喫したのにはがっかりしたがね。全体的にチームは良かったし、値する勝利を手にすることができた」

 クーマン監督はこの試合で、FWリオネル・メッシをベンチスタートして、ハーフタイムから起用。メッシは再びPKを決めただけなく、今季初めて流れの中からゴールを記録したが、指揮官曰く先発させられるコンディションではなかったという。

「ディナモ・キエフ戦から抱える体の痛みについて、昨日話し合った。だからベンチに座らせることを決めたんだよ。もし違和感がなければ、先発で出場していただろう。私たちは彼がどんな選手なのかを知っているし、そこに疑いなど一切ない。私は日々、彼の仕事ぶりを目にしている。先発ではなかったが、後半はとても重要な存在だった」

 その一方で、後半にメッシのスルーによるお膳立てから1得点を決めたものの、前半にPK失敗含め多くの決定機を逸したFWアントワーヌ・グリーズマンについても触れている。

「彼の仕事ぶりには満足している。PKを失敗し、迎えた数々のチャンスを逸したとしてもね。運がなかったが、彼はいつも点を決めるための位置にいる。メンタル的な影響もあるのだろう。しかし彼は自信を失っていないし、最後には点を決めた。レオがボールに触れないという素晴らしいアシストを見せてくれたね」

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