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ナポリ戦で奮闘のボローニャ冨安健洋に伊紙が見解「常に熱心で試合に集中」

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DF冨安健洋についてイタリア紙が見解

 8日のナポリ戦に出場したボローニャの日本代表DF冨安健洋について、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』などが9日、見解を示した。

 ボローニャは8日、セリエA第7節でジェンナーロ・ガットゥーゾ監督率いる強豪ナポリとホームのスタディオ・ダッラーラで対戦。しかし前半23分にナポリFWビクター・オシムヘンに先制点を奪われると、3バックに移行した終盤の攻勢も実らず、そのまま0-1で今季5敗目を喫した。

 冨安は開幕戦から7試合連続でセンターバックとして先発。DFダニーロとのコンビで90分間プレーしたが、イタリア紙は合格点となる「6」の評価を下している。「熱心にプレーし、試合に集中しているとの印象を常に受ける。小さなミスはいくつかあったが、後半は良かった」とコメント。日本代表DFの試合中の姿勢を称えた。なおチーム内最高評価はMFイェルディ・スハウテンの「6.5」。最低評価は、今季のリーグ戦で初先発となったDFステファノ・デンスビルの「4.5」だった。

 一方、地元紙『コリエレ・ディ・ボローニャ』は、冨安のパフォーマンスを「5.5」と採点。やや合格ラインに満たない評価となった。「ナポリの選手がロッソブルー(赤青の意味でボローニャの愛称)のエリア内に侵入すると、度々苦しめられた。3バックへと移行して左CBを務めた時も、良いポジショニングを保つのに苦労していた」と指摘している。

 なおボローニャの次戦は、インターナショナルウィーク明けの22日に行われるDF吉田麻也所属のサンプドリアとの一戦。日本代表DF同士の対決が実現するか注目されるところだ。

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