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ゴメスも長期離脱で起用可能な主力CBはたった1人…リバプールの状況に英解説者「大きなストレスだ」

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DFジョー・ゴメスがトレーニング中に負傷したことが判明

 英『スカイスポーツ』で解説者を務めるジェイミー・レドナップ氏は、ケガ人の相次ぐリバプールに持論を展開した。

 過密日程となっている2020-21シーズン、リバプールでは10月中旬に守備の要DFフィルヒル・ファン・ダイクが膝の前十字靭帯を痛め、シーズン絶望とも伝えられる大ケガを負った。さらに代役を務めていたファビーニョも離脱を強いられており、センターバックにケガ人が相次いでいる。

 そして11日、イングランド代表に招集中だったDFジョー・ゴメスがトレーニング中に負傷したことが判明。詳細は明らかとなって言いないが、『スカイスポーツ』は「深刻な負傷」の可能性があると伝えている。仮にゴメスまで長期離脱を強いられた場合、リバプールでは起用可能な主力センターバックがジョエル・マティプのみに。さらにマティプ自身も長期離脱から復帰したばかりであり、過去13カ月で90分間をプレーしたのは2試合のみと、コンディションに不安を抱えている。

 そんなプレミアリーグ王者の状況に、レドナップ氏が言及。大きな痛手になるだろうと語った。

「フィルジルに加えてゴメスまで長期離脱となれば、ユルゲン・クロップのチームにとって大きなストレスとなることは間違いない。このケガが状況を変化させることは間違いない。このCBペアは印象的であったし、フィルジルの不在だけでも簡単ではないが、ゴメスまでもいなくなるとさらに難しくなるだろう」

「今のリヴァプールにはジョーが必要だ。(前節)マンチェスター・シティ戦でのPK判定はアンラッキーだった。彼のフォームは良く、本物のリーダーのようだったからね。ファン・ダイクのような偉大な選手がいるときにはその背後に隠れる余裕もあるが、彼がいなければ全員がリーダーにならないといけない」

 また「1月の移籍市場でセンターバックの補強に動くべきか?」との質問に対し、レドナップ氏は「難しいだろうね」と自身の見解を示した。

「フィルジルの大ケガによってビッグネームの補強が必要との話は聞いたことがあるが、3月~4月には戻ってくると思う。4000万~5000万ポンド(約56億~70億円)を支払いたくはないだろう。だがゴメスが負傷したことにより、1月の移籍市場ではレンタルでも完全移籍でも、できるだけ早く誰かを連れてきたいと思っていることは確かだ」

「だが選手獲得は簡単ではない。フィルジルやゴメスのようなプレーができる選手はかなり貴重な存在だ」

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