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伊紙が吉田麻也と冨安健洋の対戦に注目「兄弟のように10日間を過ごした後で対決相手に」

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DF吉田麻也とDF冨安健洋

 代表ウィーク明けに行われる22日のサンプドリア対ボローニャに向けて、12日のイタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』は両チームに所属する日本代表DF吉田麻也とDF冨安健洋に注目した。

 昨夏からボローニャでプレーする22歳の冨安と今年1月にサンプドリアに加わった32歳の吉田。日本代表の2人は同じサムライブルーのユニフォームを身にまとい、現地時間13日にパナマ、17日にメキシコとの親善試合に臨む。

 イタリア紙は、代表ウィーク明けにジェノヴァのスタディオ・マラッシで行われるサンプドリア対ボローニャを特集。日本代表として共に戦った後の2人の対決に熱視線を送った。

「兄弟のような友人同士。最悪、対決相手であったとしても、もちろん敵ではない。リーグ再開後のマラッシにおいて、まさにそのようなことが起きようとしている。サンプドリア対ボローニャは各国代表選手が複雑に絡み合った試合になるだろう。各国代表において同じロッカールームやスタジアム、ホテルで10日間を共に過ごした選手たちが別々のユニフォームに袖を通し、ジェノヴァで再会。同じピッチに立って勝負に挑む」

 また、イタリア紙は日本代表での経験が長く、主将を務める吉田の経歴を紹介しつつ「トミは日本において、ヨシダの後継者と見られている」などと指摘し、冨安との関係に注目した。

「32歳のヨシダは2011年アジアカップを制し、2019年大会も決勝に進出している。また、サウサンプトンではなんと154試合に出場している。サンプドリアDFであり日本代表のキャプテンであるヨシダは、プレミアリーグにおいても主役として活躍してきただけに、トミヤスにとっても象徴的存在であろう。彼はベテランのチームメートに対する尊敬の念を抱いてきたはずだ」

記事ではこのほか、ガンビア代表FWムサ・バロウおよびDFオマル・コレイ、スウェーデン代表MFアルビン・エクダルおよびMFマティアス・スヴァンベリにもスポットライトを当てている。22日のサンプドリア対ボローニャは注目されるところだ。

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