beacon

南野拓実がメンバー復帰か…負傷者クライシスのリバプール、首位レスター戦の先発はどうなる?

このエントリーをはてなブックマークに追加

リバプールは、レスター戦でどのような先発を組むのだろうか。首位チームとの対戦を前に負傷者が続出しているチームについて、『Goal』リバプール番記者のニール・ジョーンズが状況をレポートした。

大黒柱のフィルジル・ファン・ダイクが膝前十字靭帯損傷で長期離脱中のリヴァプール。前節までにファビーニョ、アレックス・オックスレイド=チェンバレン、チアゴ・アルカンタラ、トレント・アレクサンダー・アーノルドが負傷していた中、インターナショナルマッチウィーク中にはさらに負傷者が続出した。

 イングランド代表活動中に膝を負傷したジョー・ゴメスが手術に受けたことで長期離脱となると、ジョーダン・ヘンダーソンも負傷で同代表を離脱。モハメド・サラーは新型コロナウイルス検査で陽性となり、レスター戦を欠場することになった。さらに、アンドリュー・ロバートソンもスコットランド代表での3試合のうち1試合を負傷の懸念で欠場するなど、万全な状態ではない。

 レスター戦を前にユルゲン・クロップ監督は代表ウィーク前に負傷していた選手の復帰を願うことになるが、ファビーニョとチアゴのいずれも火曜日時点でグループトレーニングには参加できていなかった。ジョーンズ記者も「今後の試合数増加を考えると、重要な2選手にリスクを負わせることは考えにくい」と、レスター戦の先発は厳しいとみている。

 さらに懸念なのが最終ラインだ。ファン・ダイク、ジョー・ゴメス、アレクサンダー=アーノルドを欠くことで、少なくとも最終ラインのレギュラー4選手のうち3選手が不在に。ロバートソンが起用できたとしても、ジョエル・マティプのほか、コスタス・ツィミカスやナサニエル・フィリップス、19歳のネコ・ウィリアムズ、ジェームズ・ミルナーらを起用することになる見込みだ。

 一方で前線はサラー以外の主力は起用可能となっている。とはいえ、ヘンダーソンやチアゴが引き続き起用できなければ、中盤の枚数を欠くことになる。ジョーンズ記者は「南野はベンチに戻るだろう」と前節のマンチェスター・シティ戦でベンチ外となった日本代表MFのメンバー復帰を予想している。仮に出番が訪れれば、南野としては今回のチャンスを確実に活かしたいところだ。

 リバプールにとってレスターは過去6戦で5勝1分けと相性の良い相手だが、負傷者続出の中でどのような戦いを見せることができるか。クロップ監督の人選にも注目だ。

●海外組ガイド
●プレミアリーグ2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP