beacon

「何千もの得点チャンスが必要」苦戦の現状にバルセロナDFが嘆き

このエントリーをはてなブックマークに追加

苦戦を認めたDFジュニオール・フィルポ

 バルセロナDFジュニオール・フィルポは、チームが苦戦していることを認めた。

 29日にホームで行われたエイバル戦で、FWリオネル・メッシが欠場したバルセロナは74%のポゼッションに加え、相手チームの2倍近い16本ものシュートを放った。しかし、後半12分に先制を許すと、10分後のFWウスマン・デンベレのゴールで同点としたものの、それ以上ネットを揺らすことができず、1-1のドローに終わった。

 ボトムハーフに沈むチーム相手にホームで勝ち点を分け合ったことで、15試合を終えて勝ち点25の6位と上位浮上のチャンスを逃したバルセロナ。本拠地カンプ・ノウで2戦連続のドローを演じたチームは今季、夏に就任したロナルド・クーマン監督の下、調子は上向かず、厳しい戦いが続いている。

 リーグトップの29得点を記録するも、エイバル戦のようにシュートを打っても得点を奪えず勝ち点を落とす現状を受け、この試合にフル出場したフィルポは試合後にスペイン『マルカ』で「僕たちには何千もの得点チャンスが必要だ」と話し、苦戦を認めた。

「エイバルには1つのビッグチャンスがあり、それで得点を挙げた。これが今季の僕たちの傾向だ。試合は本当にタフになっているし、すべての試合がとても困難だ」

 その一方で、デンベレの得点をアシストした自身のパフォーマンスについては「僕は良い感じだ。あまりプレー時間がないことは明らかだけど、いつも全力で練習している。チャンスを与えられれば、それを活かすだけだ」と今季のラ・リーガ初先発での出来を喜んだ。

●ラ・リーガ2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP