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バーンリーが斬新な試みを開始…タレント発掘目指しスカウトに人工知能導入

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 バーンリーが斬新な試みを開始するようだ。クラブは12日、公式ウェブサイトの中でスカウティングに人工知能(AI)を利用することを発表。『AiSCOUT』というタレント発掘のプラットフォームと手を組み、クラブのアカデミーに入団可能な14歳以上の選手を世界中から発掘する試みを始める。

 選手たちは『AiSCOUT』のフリーモバイルアプリを利用して、フィジカル面やテクニック面からなる特殊なドリルを行う様子を撮影した映像をアップロード。そして、AIによって各選手の能力がスコアリングされ、その数値をスカウト陣が使用して選手の発掘を行う。また、このシステムにより割り出された優れた選手は、2021年のトライアルに招待されるようだ。

 会長のアラン・ペース氏は「このテクノロジーにより、世界中の意欲的な若手選手にチャンスを与えることでバーンリーの名がより広いフットボール界に知れ渡るチャンスだ。2021年を通じてこのプログラムが拡充することを楽しみにしている」と成功を願った。

 イングランド1部リーグ2度の優勝を誇る古豪バーンリーは、2016-17シーズンにプレミアリーグ昇格。以降、ショーン・ダイク監督の下で4シーズン連続で残留を果たし、世界最高と呼ばれる同リーグに定着する。今シーズンは序盤から苦しい戦いを強いられるものの、現在残留圏の16位まで順位を上げている。

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