beacon

レアル・マドリー、今夏のムバッペ獲得は実現可能?メッシの去就も関係か…西紙報道

このエントリーをはてなブックマークに追加

レアルが獲得を目指すFWキリアン・ムバッペ

 レアル・マドリーは、今夏の移籍市場でパリSGのFWキリアン・ムバッペ獲得に動くようだ。スペイン『マルカ』が伝えた。

 同メディアは「ムバッペはこの夏、手の届く場所にいる」とし、獲得に動くと予想。レアル・マドリーは現在、新型コロナウイルス感染拡大によって財政的に大きなダメージを受けているものの、「プロジェクトとスカッドに新たな命を吹き込むため、ワールドクラスの選手獲得が必要であると理解している」と、ビッグネームとの契約が必要な状況と考えていると指摘した。

 さらにパリSG側も、2022年に契約満了となるムバッペを移籍金の得られるうちに売却することを検討しているようだ。現在フランス王者はバルセロナ退団の可能性高まるリオネル・メッシとの契約に動いており、ムバッペの放出は財政的なスペースの確保を意味するとも伝えている。

 そのため、パリSGには「ムバッペが契約更新を受け入れる」可能性、そして「ムバッペが契約更新を拒否し、今夏に1億5000万ユーロ(約191億円)~1億6000万ユーロ(約203億円)で売却する」可能性が残されていると分析した。

 なお、レアル・マドリー側は今夏選手獲得のための予算を1億2500万ユーロ(約159億円)と見積もっているものの、例年よりも3億ユーロ(約381億円)ほどの減収を見込んでいるという。そのため、ムバッペ獲得資金確保のために選手売却を余儀なくされるようだ。

『マルカ』によると、レアル・マドリーはレオナルドSDとの会談により、パリSGがGKティボー・クルトワとFWビニシウス・ジュニオールに関心を示していることを認識。守護神については放出を望んでいないものの、ビニシウスはムバッペ獲得に向けて使用される可能性があるという。また、パリSGはカゼミロとラファエル・バランも好んでいるようだ。

 そして最後に、ムバッペのサラリーについても指摘。フランス代表FWは現在、ネイマールの半額に当たる年俸1800万ユーロ(約23億円)を受け取っているとし、もし移籍が実現すればレアル・マドリーの最高給プレイヤーになると綴っている。

 ここ数年、常に噂され続けてきたムバッペのレアル・マドリー移籍。コロナ禍の中、今夏に実現するのだろうか。

●ラ・リーガ2020-21特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP