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マンU選手がまたも標的に…ラッシュフォードは冷静に反応「黒人であることを誇りに思っているよ」

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マンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォード

 マンチェスター・ユナイテッドのFWマーカス・ラッシュフォードがSNS上で人種差別を受けたようだ。イギリス『スカイスポーツ』が31日に伝えている。

 マンチェスター・Uは30日、プレミアリーグ第21節でアーセナルと対戦し、0-0で引き分けた。その試合後にラッシュフォードがSNS上で人種差別の標的になった模様。27日のシェフィールド・ユナイテッド戦後にもDFアクセル・トゥアンゼベとFWアントニー・マルシャルがSNS上で人種差別を受けおり、3人目の被害者となってしまった。

 ラッシュフォードは自身のTwitter(@MarcusRashford)を更新し、「最悪な人間性とソーシャルメディアだよ。僕は黒人だけど、そうであることを誇りに思って毎日を過ごしているよ。誰のコメントも僕は気にすることは無いよ。だから強い反応を求めていたならごめんね。君がここでそれを得ることはできないだろうね」と冷静な対応を見せた。

 また、「スクリーンショットは共有しないよ。そんなことしても何も生まれないことは想像できるし、僕のことは、あらゆる美しい色の子どもたちがフォローしてくれていて、彼らがそれを読む必要はないからさ」とフォロワーの子どもたちへの配慮をした。

 この件を受けて、イングランドサッカー協会は「我々は、あわゆる人種差別に反対するということで、サッカー界のすべての人たちと団結している。これはどの社会でも受け入れられることはない」と強調し、「私たちは、残りの試合を、政府、ソーシャルメディアプラットフォームと協力して、この差別とそのすべての要素をスポーツ界から排除していく」と誓った。

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