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クロップ、レンタル移籍を許可も南野拓実の力を疑わず「卓越したプロ。彼は自信をつけて戻ってくる」

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 リバプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、日本代表MF南野拓実について言及した。イギリス『リバプール・エコー』が伝えた。

 リバプールは冬の移籍市場の最終日となった1日、南野を今季いっぱいまでサウサンプトンにレンタル移籍することを容認。リバプールでの直近リーグ7試合で10分弱しかピッチに立つことができていなかった南野は、サウサンプトンでシーズン後半を戦うことになった。

 3日のブライトン戦前の記者会見に出席したクロップ監督は、移籍を許可した南野について、「選択肢がある中で移籍した。タクミは信じがたいほど素晴らしい選手だが、十分なチャンスを与えることができていなかった」と口にし、成長してリバプールに復帰してくることを疑わなかった。

「我々はタクミの多くのポテンシャルを目にしてきた。彼は(移籍することで残るプレミアリーグの)17試合で出場機会を得るに相応しい。彼は新たな思考と自信を手にして戻ってくる」

「再びフットボールを楽しむ必要がある。彼は卓越したプロでトップタレントだが、我々のチームには素晴らしい攻撃陣がいる。私の仕事は決定を下さなければならない」

「タキにとってはうまくいかない時期もあった。サウサンプトンで17試合出場すればうまくいくだろう。改善することなんて何もないさ。フットボールをプレーしてくれさえすればいいんだよ」

 連覇を狙うリバプールに対し、サウサンプトンは現在11位とクラブの立ち位置は異なるが、南野は新天地で出場機会を手にして成長した姿を見せることができるだろうか。

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