beacon

シンガポール代表の吉田達磨監督が契約更新! 協会トップも絶賛の働き「スタイルと結果の両方で著しい進化」

このエントリーをはてなブックマークに追加

シンガポール代表の吉田達磨監督

 シンガポールサッカー協会は6日、吉田達磨監督との契約を2022年12月まで延長したと発表した。吉田監督は公式サイトを通じて「協会や家族と話し合った結果、シンガポールでのプロジェクトを継続することは簡単な決断だった」とコメントしている。

 吉田監督は2019年6月、シンガポールの監督に就任。同年9月に始まったカタールW杯2次予選では、FIFAランキングこそグループD最下位の158位(現在)という立場ながら、2勝1分2敗の勝ち点7で3位に導いている。

 指揮官は「まだまだ改善できるし、より良いチームになりつつあると信じている。代表監督として継続できることを嬉しく思う。非常に大切で、エキサイティングな経験になっている」と喜びを表現。その上で「攻撃的なサッカーを示したいし、選手たちもそのようにプレーしたいと思っているが、最も重要なのは常に勝利のためにプレーしなければならないということ」と意気込みを述べた。

 また30歳ながら国際Aマッチで101試合の出場歴を持つ主将のMFハリス・ハルンは「達磨監督が来て以来、仕事を楽しむことができている。選手たちは彼の手法と信念から得るものがあり、彼の指導で進歩することができた。また彼はとても親しみやすく、スタッフとともに強いスピリットを育む助けにもなっている」と信頼を語った。

 協会のリリースではリム・キア・トン会長も声明を発表。「チームは彼のもとでプレースタイルと結果の両方で著しい進化を示しており、われわれが将来的に国際舞台で競争力を持つことができるという信念を与えてくれた」と太鼓判を押しつつ、「2018年に達磨を推薦し、今回の契約更新にも支援をしてくれた日本サッカー協会の田嶋幸三会長にも感謝したい」と述べている。

TOP