[2.6 プレミアリーグ第23節 ニューカッスル 3-2 サウサンプトン]

　サウサンプトンに加入したFW南野拓実がデビュー戦で初ゴールを挙げた。ラルフ・ハーゼンヒュットル監督は試合後の会見で南野を称賛している。

　2日にリバプールから期限付き移籍でサウサンプトンに加入した南野。さっそく今節先発で名を連ねて新天地デビューを飾り、フル出場。4-4-2の左サイドハーフでプレーをした。

　すると、南野は前半30分に加入後初ゴールを記録。左サイドのDFライアン・バートランドからのパスを受け、強めのトラップでPA左に進入する。そのまま左足を振り抜き、ニアサイドのゴールに突き刺した。

　南野は後半4分にMFジェフリー・ヘンドリックのファウルを誘発し、2度目の警告で退場処分とするなど、試合に貢献。2ー3で初陣勝利とはならなかったが、たしかな存在感を見せつけた。

　試合後、ハーゼンヒュットル監督は「デビュー戦で得点するのはいつだって素晴らしいことだ。素晴らしいゴールだった」と南野のデビュー弾を称賛。「10番の役割もこなし、彼らしい動きで我々を助けてくれた」と語る。「終盤は彼の良さが生きる試合展開ではなく、敵陣にハイボールを送り込む攻撃になっていた。だが、それでも彼は我々を助けられることを示していた」とその戦う姿勢をねぎらった。

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