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指揮官不在のマルセイユがベニテス&マッツァーリに関心?不振ナポリも両者の復帰を画策か

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 マルセイユが新指揮官の招へいに向け、具体的な動きを見せているようだ。

 マルセイユは第22節直前、過激化したサポーターによるクラブ施設襲撃を受け、レンヌ戦は延期となっていた。そしてその数日後、今度はアンドレ・ビラス・ボアス監督がクラブの補強方針に反発して辞表を提出。首脳陣は同指揮官に対して職務停止処分を科し、マルセイユはコーチのナセル・ラルゲ氏、フィリップ・アンジアニ氏が暫定で指揮している状況だ。

 フランス『Le10 Sport』は苦難続きのマルセイユについて「誰がビラス・ボアスの後任となるのか」として、後任監督について考察している。

「チーム幹部のパブロ・ロンゴリアは積極的な動きを見せており、ここまでマウリツィオ・サッリ、ラファ・ベニテス、ルシアン・ファーブルが候補として浮上している。だがこの3人はすぐさまマルセイユの手綱を握る準備はできていない。だが、ここに来てワルテル・マッツァーリの名前も出てきている」

 またイタリア『Tuttosport』は、「ナポリが新指揮官探しに躍起となっている。マッツァーリ(2009~2013年までナポリを指導)とベニテス(同じく2013~2015年まで指揮)の復帰が現実的な線」と報道。ナポリは指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾに見切りをつける可能性が高いと強調している。

 さらに『コリエレ・デラ・セラ』など複数のイタリアメディアでは、ナポリはコッパ・イタリア準決勝第2戦(10日)でファイナルへと勝ち進めなかった場合、ガットゥーゾ監督を解任するとも報じている。その結果により、マルセイユ新監督招へいの動きにも少なからず影響を及ぼすことになるかもしれない。

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