ユベントスに所属するイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが8日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ポルト戦セカンドレグの前日会見に出席し、意気込みなどを語った。

　アンドレア・ピルロ率いるユベントスは、3週間前の2月17日に敵地で行われたポルトとのCL決勝トーナメント1回戦ファーストレグでは1-2で敗北。9日にアリアンツ・スタジアムで行われる第2戦において勝利し、逆転での準々決勝進出を目指す。ピルロとともに会見に出席したボヌッチは意欲を見せた。

「ユベントスらしい精神でピッチへ臨みたい。つまりポルトへのリスペクトを示しつつ、勝利を収めたいんだ。献身性と闘志があれば、偉大な結果をつかむことは可能だと思っている。ただ注意深くなるべきだ。『あらゆる犠牲を払ってでもゴールを決めたい』という欲求にとらわれてはならない。勝利のためにピッチへ向かって2ゴール以上を決めたいが、我慢強く耐えて秩序を保たなければならない。チーム全体での守備が重要になってくるだろう」

　ボヌッチは、6日のラツィオ戦(ユベントスが3-1で勝利)において、筋肉系のトラブルから復帰したばかり。ユーベDFは自身のフィジカルコンディションについて触れた。

「強制的に1カ月の休養を取った選手のような状態だ。僕を起用するかどうかは監督が決めることだが、このチームに所属する選手全員が準備を整えて待っている。僕もピッチへ上がるのが待ち切れない。しかし決断を下すのは監督だ」

　最後にボヌッチは、同僚の36歳FWクリスティアーノ・ロナウドについて冗談ながらに言及。「彼はこういった試合において、常にやる気満々だよ。彼のインタビューを聞くと、CLの試合でしかプレーしたくないと思っているように聞こえてくる。それだけ彼の意欲が伝わってくる」と述べた。

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