「有害過ぎて無視できない」はびこる人種差別を理由にアンリ氏がSNS使用中止を発表
元フランス代表FWのティエリ・アンリ氏がソーシャルメディアの使用を止めることを発表した。
現在、人種差別をはじめとしたさまざまな種類の差別や偏見の温床となるソーシャルメディア。世界中の黒人フットボール選手を中心に被害が続いており、十分な対策が取られないまま野放しの状態が続く。
そうした中で26日、現役時代にアーセナルやバルセロナで活躍したアンリ氏は、230万人のフォロワーを抱える自身の『Twitter』にメッセージを掲載。人種差別や誹謗中傷が相次ぐことから、当面の間ソーシャルメディアを使用しないことを宣言した。
「明日の朝から力のある人間が著作権侵害に対するものと同等の激しさをもってプラットフォームを規制できるまで、私はソーシャルメディアから離れる。個人への膨大な量の人種差別、いじめ、結果としての精神的拷問は、有害過ぎて無視できない。説明責任がなくてはならない。アカウントを作ること、いじめや攻撃に使うこと、匿名で居続けることがあまりにも簡単にできてしまう」
「この変化があるまで、すべてのソーシャルプラットフォームでの私のアカウントを無効にする。すぐにこの変化が起きることを願っている」
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現在、人種差別をはじめとしたさまざまな種類の差別や偏見の温床となるソーシャルメディア。世界中の黒人フットボール選手を中心に被害が続いており、十分な対策が取られないまま野放しの状態が続く。
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