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「多くのミスを犯したが、もう一度やり直したい」大一番制したピルロがリベンジ誓う

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 ユベントスアンドレア・ピルロ監督が、将来に向けたリベンジを誓っている。

 7日に行われたセリエA第3節延期分で、ナポリと激突したユベントス。4位と5位の直接対決、負ければ5位転落と非常に重要なゲームで、13分にクリスティアーノ・ロナウドのゴールで先制に成功。73分には復帰したパウロ・ディバラが追加点を奪った。90分にはPKで1点差に詰め寄られたが、白熱の一戦を2-1で制している。

 大一番を制したユベントスは、勝ち点を59に伸ばして3位に浮上している。しかし、首位インテルとの差はすでに「12」。セリエA10連覇は絶望的な状況で、主将ジョルジョ・キエッリーニもチャンピオンズリーグ(CL)出場権確保を目標にすると示唆しており、イタリア国内では厳しい批判にさらされている状況だ。

 今季がトップチーム指揮官デビューとなったピルロ監督自身にも解任の噂が浮上しているが、ナポリ戦後に『スカイスポーツ』で「私は多くのミスを犯した。だが、もう一度やり直したい」と語り、リベンジを誓った。

「これは私の最初のシーズン。現在と未来のために、これらの経験が必要だった」

「私だけでなく、他の監督にとっても複雑なシーズンだったと思う。私も含めて全員がミスを犯している。だが、そこから学ぶことができるし、今後は繰り返さないようにしたい」

「今の目標はトップ4フィニッシュだ。上位に入るのは難しい。残りは10試合。勝利し続けたいミニシーズンだ。そして、コッパイタリア(決勝)に向けて準備をしていく」

また「最大の後悔はCLとセリエAどちらか?」と問われると、「どちらもだ」と返答している。

「ユベントスにいれば目標は選べず、すべてを手に入れなければならない。ポルトは同じレベルだったのでCLでチャンスはあったが、正しい形でプレーできなかった。その数週間後にはベネベントにも敗れ(0-1)、スクデット争いから脱落した」

「昨晩のCLを見て本当に腹が立ったよ。そこにいるチームの1つになれたかもしれなかったからね」

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