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クラシコで不発続くメッシ…最後の試合からいなくなった“大きなあの存在”

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クラシコで得点できなくなったFWリオネル・メッシ

 バルセロナは10日のラ・リーガ第30節のレアル・マドリー戦で1ー2の敗戦。今季2度の対戦はいずれも黒星に終わり、クラシコの通算対戦成績は96勝52分98敗と負け越した。

 クラシコ史上最も得点を奪ってきたメッシは不発が続いている。これまで45度の対戦で2度のハットトリックを含む26得点を記録。しかし、データサイト『opta』によると、直近7試合でメッシは得点もアシストも挙げていない。アルゼンチン代表FWは今年で34歳になるが、しかし今季リーグ戦では23ゴールで得点ランク首位。急激に衰えを見せているわけでもない。では、いったい何がきっかけになったのか。

 メッシが最後に得点を決めたのは直近7試合前のクラシコ、時間でいうと567分前になるという。その試合は2018年5月6日のリーグ戦第36節に行われたもので、2ー2の引き分けに終わった。メッシの前に立ちはだかったのはFWクリスティアーノ・ロナウド。C・ロナウドもクラシコ史上2位タイとなる18ゴール目を挙げ、バルセロナの勝利を阻んでいた。そして、それを最後にC・ロナウドはクラシコの舞台から去り、同時にメッシも得点を決めなくなった。

 互いを高め合っていた最大のライバルは、18年夏にユベントスに移籍。C・ロナウドがクラシコの舞台からいなくなったとき、それがメッシの輝きが失われ始めた瞬間なのかもしれない。

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