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メッシにとって最後のクラシコ?バルセロナ幹部は残留熱望「そうならないことを祈る」

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FWリオネル・メッシはバルセロナから去るのか…

 バルセロナのディレクターを務めるギジェルモ・アモール氏が、FWリオネル・メッシの将来について語った。

 ジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長との確執などから昨夏に退団希望を提出し、全世界の注目を集めたメッシ。当時は莫大な違約金の支払いを求められたことや裁判を起こす気はないと『Goal』のインタビューで語り、引き続きバルセロナで戦うこととなっている。

 そんなメッシだが、現行契約は6月末で満了となる。未だ契約更新はしておらず、パリSGやマンチェスター・シティ、MLSなどが新天地候補として伝えられている状況だ。

 10日にはラ・リーガ第30節でレアル・マドリーとの“クラシコ”に挑み、1-2で敗れたメッシ。“クラシコ”では7試合連続無得点となったが、契約状況から今回の対戦が最後になると複数メディアでささやかれている。

 しかしアモール氏は、スペイン『Movistar』で「そうならないことを祈る。彼がバルセロナ残留を決め、これからも多くの“クラシコ”で戦ってくれることを願っているんだ」とクラブとして残留を希望していると明言している。

 なお今回の大一番を落としたことにより、勝ち点65のままでレアル・マドリーにかわされたバルセロナ。アトレティコ・マドリーが同節勝利すれば、勝ち点差は「4」に広がる。手痛い敗戦となったが、アモール氏は次戦であるアスレティック・ビルバオとのコパ・デル・レイ決勝戦へ「次の試合はとても重要。集中が必要だ。トロフィーを獲得するチャンスである」と、今はラ・リーガではなくカップ戦に集中すべきと説いた。

 先日新たにジョアン・ラポルタ新会長が誕生したバルセロナ。2003年~2010年も会長職を務めた同氏はメッシと良好な関係を築いていると見られ、残留を公約に掲げていた。果たして、バルセロナ史上最高の選手の1人はこの夏にどのような決断を下すのだろうか。

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