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「クロエンケは出ていけ!」アーセナルサポーターがエバートン戦直前に大規模な抗議デモ

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大規模な抗議デモが行われた

 アーセナルのホームスタジアム、エミレーツでファンによる大規模なデモが行われた。

 プレミアリーグ第33節、アーセナルvsエバートンの一戦が現地時間23日に行われ、試合は0-1でエバートンが勝利を収めている。

 この試合前、アーセナルサポーターがスタジアムの外に集結し「クロエンケは出ていけ!」の大合唱が行われ、発煙筒が焚かれるシーンも。欧州スーパーリーグ(SL)構想に加わる方針を一度示したことから、チームを所有するクロエンケスポーツ&エンターテインメント社に対する、非難の抗議デモが行われる運びに。

 なお、エバートン戦の直前にミケル・アルテタ監督は『Sky Sport』に対して次のように語っている。

「抗議活動についてもちろん聞いているよ。彼らの気持ちはわかる。ただ、チームとしてすべきことはピッチ上で示すこと。試合に勝つためにできる限りのことするつもりだ」

「ただ、試合を控えた当日に大規模な混乱がもたらされるようなことはやはり良くない。アーセナルとして目指すべきことは、試合に勝利すること。そのために尽力して彼らの不満を取り除いていきたい」

 結果として直後のエバートン戦で敗れることとなり、第33節の結果次第では暫定9位から順位を落とす可能性も残している。

 批判集中となっていた欧州SL構想から、すでに離脱を公表しているアーセナル。だが優勝争いから大きく遠ざかっている状態もあり、ファンの不満も日に日に大きくなっている模様だ。

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