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涙のロッベン「いつか報われる日がくると…」

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フローニンゲンFWアリエン・ロッベン

 フローニンゲンのFWアリエン・ロッベンが試合後のインタビューで感極まり、涙を流した。『マルカ』や『キッカー(日本語版)』が伝えている。

 1984年1月23日生まれで現在37歳のロッベンは、19年夏にバイエルンで現役引退を決断したが、約1年後の20年6月に古巣フローニンゲンで電撃復帰。しかし、今季開幕戦となったPSV戦の前半でそけい部を痛めて途中交代すると、その後も怪我などに苦しみ、長期離脱を余儀なくされていた。

 しかし、4月11日の第29節ヘーレンフェーン戦で復帰すると、5月9日の第32節エメン戦では、開幕戦以来となる先発出場。後半7分にグラウンダーのFKでFWアレッシオ・ダ・クルズの得点をアシストすると、同17分には鋭いスルーパスで再びダ・クルズのゴールをお膳立てし、チームの4-0の快勝に貢献した。

 試合後に『ESPN』のインタビューに応じたロッベンは、あふれ出る涙を抑えることができなかった。涙を拭いながら、「僕はフローニンゲンを助けたかったし、プレーしたかった。僕は戦い続けてきたんだ。いつか報われる日がくると思い続けてきたんだ。そして、今日のような試合を経験することができた。僕はまるで子供のようにサッカーを楽しんでいたよ。2アシストという重要な役割を果たせたのは幸せなことだ」と喜びを噛み締めた。

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