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“激怒”から一転…ジダン監督「私が話すたび何の意味も無い騒ぎになる」

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レアル・マドリーを率いるジネディーヌ・ジダン監督

 レアル・マドリーは13日、ラ・リーガ第36節でグラナダのホームに乗り込む。前日会見でのジネディーヌ・ジダン監督のコメントをクラブ公式サイトが伝えている。

 ジダン監督は9日の前節セビージャ戦(△2-2)でDFエデル・ミリトンのハンドでPKを取られたシーンに怒りをあらわにし、試合後のフラッシュインタビューでも「とても怒っている」と、公の場で初めて判定に対する不満を訴えていた。

 指揮官は前日会見の場でレフェリングに関して問われると「それぞれが自分たちの仕事をする。私がそのことについてまた話すということはない。私はサッカーを信じ、我々は自分の仕事をし、審判は審判の仕事をする。それだけ。そうでなければ私が何かについて話すたび何の意味も無い騒ぎになる」と話すにとどめ、「我々がしなくてはならないのは、自分たちがコントロールできる我々の仕事に集中するということだ」と冷静に対応している。

 リーガは今節を含めて残り3試合。先にゲームを行った首位アトレティコ・マドリーは勝ち点80、暫定2位バルセロナは勝ち点76で、レアルは勝ち点75で暫定3位となっている。

 ジダン監督は「我々はリーガを勝ち取ることも失うこともできる。最も大事なのは試合ごとに全力を尽くし、ピッチでどう振る舞うかだ」と、あくまでも目の前の一戦に集中するべきだと語り、「全てをコントロールすることはできない。コントロールできるのは自分たちがやることで、そのほかは何があろうと重要ではない」と強調した。

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