パリSGのブラジル代表FWネイマールがクラブと新たな契約を締結するにあたり、あるリクエストを出していたようだ。スペイン『マルカ』がブラジル『ウニベルソ・オンライン』の報道を基に伝えている。

　現在29歳のネイマールは今月8日、パリSGとの契約期間を2025年6月30日まで3シーズン延長したことが発表された。その際に、クラブに対して東京オリンピックでのプレー許可を求めたという。

　ネイマールは母国開催だった前回の2016年リオデジャネイロ五輪にオーバーエイジ枠で出場し、金メダル獲得に貢献。今回も選考対象の1人とされている。

　ただ、クラブが懸念するのは日程面だ。東京五輪の男子サッカーは7月22日から8月7日までとなっており、これはパリSGのプレシーズン後半と来季初戦のスケジュールと重なっている。さらに、出場すればチーム合流前にある程度の休息期間を必要とすることから、東京行きは一筋縄ではいかないかもしれない。

　なお、東京五輪の前にはコパ・アメリカも控えているが、ネイマールは2016年のリオ五輪に出場した際、同年のコパ・アメリカは欠場していた。

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