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アストン・ビラの“背番号10”が帰還…3か月ぶり出場のグリーリッシュ「ピッチに戻れて最高」

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MFジャック・グリーリッシュが負傷から復帰

 アストン・ビラは13日にプレミアリーグ第19節延期分を行い、エバートンとスコアレスドロー。負傷離脱していたMFジャック・グリーリッシュが3か月ぶりにピッチに戻ってきた。

 アストン・ビラの育成組織出身の25歳は、2017-18シーズンから背番号10を着用し、チームのエースとして台頭。翌シーズンにはキャプテンマークを巻いてプレミアリーグ昇格を果たし、19-20シーズンには残留にも成功した。足下のテクニックはプレミアリーグ随一とも言われ、その力を怖れた相手選手から厳しいマークに遭う場面も多い。3月時点ではリーグ最多の被ファウル数を記録していた。

 相手から削られることも多く、足には疲労が蓄積。ふくらはぎの故障でリーグ戦は2月13日以降から出場が遠のいていた。

 しかし、今節に待望のベンチ入り。スタンドから試合を見守ると、0ー0のまま迎えた後半27分、FWベルトラン・トラオレに代わって投入される。トラオレからはキャプテンマークを引き継ぎ、3か月ぶりにピッチへ。するとブランクを感じさせず、左サイドを躍動。持ち前のドリブルテクニックを短い時間で披露し、チームに勢いをもたらした。

 グリーリッシュを起点としてチャンスを創出したものの、試合はスコアレスドローで終了。復帰戦で白星を飾ることはできなかったが、グリーリッシュは自身のツイッター(@JackGrealish)を更新し、「ピッチに戻ること以上に最高の気分はない」と復帰の喜びを語っている。

 グリーリッシュはその活躍が認められ、昨年にイングランド代表デビュー。6月のEURO2020メンバー入りを懸け、最後のアピールに急ぐ。

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