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カッサーノが王座陥落のユベントスを酷評「欧州最大の失望。不快感を催す戦いぶり」

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元イタリア代表FWのアントニオ・カッサーノ氏が、元同僚クリスティアン・ビエリ氏が配信するTwitch(ツイッチ)チャンネル「Bobo TV」に出演し、ユベントスに皮肉を述べた。

現役引退後は解説者として活躍し、歯に衣着せぬ発言で人気を博しているカッサーノ氏。そんな元イタリア代表FWが、アンドレア・ピルロ率いるユベントスについて見解を示した。ユーベは今シーズン、前人未到のセリエA10連覇を目指して開幕を迎えたが、スタートダッシュの出遅れを取り戻せず、シーズン終盤へと突入。リーグ戦2試合を残して21勝6敗9分の成績でチャンピオンズリーグ(CL)圏外の5位に沈んでいる。CL圏内のアタランタやミラン、ナポリとはわずか1~3ポイント差であるが、15日の次戦では首位インテルとの対戦が控えるなど、厳しい状況となっている。

カッサーノ氏は、ユベントスが3-1で勝利を収めた12日のサッスオーロ戦を振り返りつつ、ピルロのチームに対する批判を繰り出した。

「2か月前にも言ったことだが、今シーズン最も失望させられたチームはユーベだった。本当に大きな失望だよ。俺はサッスオーロ戦をすべて見たが、『ユーベの中で素晴らしい試合をした選手を1人挙げろ』と言われたら、ジジ(ジャンルイジ・ブッフォン)だろう。43歳であんな素晴らしいセービングを見せたからね。しかし、他に印象に残った選手は誰もいない」

「『サッスオーロ戦でユーベのきらめきが見えた』と言われても、俺には感じられない。チーム全体に輝きはなく、美しくもないし、締まりがない。何も良いところがない。俺も最初は、『ユーベはこれから成長する』なんて意見に同調していたが、残り2試合になって思う。ユーベは、ヨーロッパ規模の最大の失望だ。本当に酷く、不快感を催すようなリーグ戦での戦いぶりだった」

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