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R・マドリーは“ウノゼロ”勝利! 首位アトレティコと勝ち点差「2」で最終節へ

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DFナチョ・フェルナンデスの待望の先制弾でウノゼロ勝利

[5.16 ラ・リーガ第37節 ビルバオ0-1R・マドリー]

 ラ・リーガは16日、第37節を各地で行い、2位のレアル・マドリーが敵地で9位のビルバオと対戦した。ラ・リーガは今節を含めて残り2試合。逆転での優勝に向けて負けられないR・マドリーは、DFナチョ・フェルナンデスが後半に決勝ゴールを決めて1-0で勝利した。

 R・マドリーは前節のグラナダ戦(○4-1)で途中出場から1ゴールを記録したDFアルバロ・オドリオソラを先発で起用。19歳のDFミゲル・グティエレスが2戦連続でスタートとなった。また、MFトニ・クロースが新型コロナウイルス感染症の濃厚接触者に認定されメンバー外。前節同様にMFフェデリコ・バルベルデを一列前で起用した。

 試合開始からボールを細かく繋いで前進を試みるR・マドリーだが、ゴール前を固めるビルバオに苦戦。FWロドリゴ・ゴエス、FWビニシウス・ジュニオールの両ウイングやオドリオソラ、ミゲルの両サイドバックがサイドから打開を図った。

 前半27分にはオドリオソラのクロスボールがブロックに入った相手DFの腕に当たりハンドをアピール。しかし、笛が吹かれることはなかった。前半39分にはビニシウスの縦パスにロドリゴが走り込み中央を突破。この好機はビルバオのGKウナイ・シモンがタイミングよく飛び出して阻止した。

 すると後半43分、ビルバオがチャンスを迎える。ゴール前中央でフリーキックを得るとMFアレックス・ベレンゲルがキッカーを務めた。右足で狙った鋭いシュートはゴール右に外れて得点とはならなかった。

 R・マドリーは大きなチャンスを作ることができず、スコアレスで前半を終了した。後半は両チームともにメンバー交代がなくスタート。開始3分にはコーナーキックをDFエデル・ミリトンがヘディングで合わせたが枠を大きく外れる。

 後半12分にはMFルカ・モドリッチの強烈なミドルシュートがビルバオゴールを襲うもシモンが好セーブ。その後得たコーナーキックの流れから最後はモドリッチが再び狙ったが相手DFのブロックに遭った。後半16分にはモドリッチのコーナーキックからMFカゼミーロが頭で合わせるもバーを叩きネットを揺らすことができない。

 それでも後半23分、R・マドリーに待望のゴールが生まれる。カゼミーロのクロスをナチョが押し込み先制弾。ゴールをこじ開け、1-0とした。後半32分にはゴエスを下げてFWエデン・アザールを投入。追加点を狙いに行く。

 しかし、その後両チームともにスコアは動かず、1-0でR・マドリーが勝利。首位のアトレティコ・マドリーがオサスナに2-1で勝ったため勝ち点差は「2」のまま。R・マドリーが優勝のためには最終節で勝利した上で、A・マドリーが引き分け以下に終わることが条件となる。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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