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グリーズマン、在籍2季でバルセロナ退団も?現地紙「バルサには資金捻出が必要」

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 2019年夏からバルセロナでプレーしているFWアントワーヌ・グリーズマンは、在籍2シーズンでカタルーニャから去ることになるかもしれない。

 スペイン『MARCA』はフランス代表FWの現状について「グリーズマンは今夏売却されることになるだろう」と特集記事を組んだ。

「グリーズマンは今年の夏、バルセロナが売りに出そうとしている選手だ。バルセロナのコーチは彼に満足しているが、フランス代表FWは高値で売れることから、放出される可能性が高い。ブラウ・グラーナは資金捻出も必要なのだ」

「21-22シーズンに向けて、バルセロナは今夏の補強プランを推し進めている。その中で出場機会に恵まれていない選手たちは放出候補と目されている。だがグリーズマンは今季18ゴール12アシストを決めており、ロナルド・クーマンからしても重要な選手だ。それでも彼は売りに出されるだろう」

「単純に経済的な理由が大きい。クラブはリオネル・メッシの契約更新を最優先に考えており、来季の資金捻出を考えたら、グリーズマンの売価はとても大きなもの。ただ、例外があるとしたらメッシの遺留に失敗した場合だ。そうなるとグリーズマンを出すわけにはいかなくなる」

 また、バルセロナはマンチェスター・シティ退団確定済みのセルヒオ・アグエロを迎え入れようとしており、これもメッシ残留に向けた説得材料の一つとされている。それだけに来季に向け、グリーズマンを手放すという可能性も十分にあり得る。

 今季はリーグ優勝の可能性が消滅し、来季に向けて立て直しが急務とされるバルセロナ。メッシとの契約更新が最優先でありながら、グリーズマンを手放すというシナリオも十分にあり得る状況となっている模様だ。
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