アーセナルのミケル・アルテタ監督は、退団の可能性が報じられるウィリアンとベルント・レノについて語った。

　今シーズン、ここまでプレミアリーグ9位と低迷するアーセナル。チャンピオンズリーグ出場権が獲得できるトップ4フィニッシュは消滅し、ヨーロッパリーグ出場権確保にも暗雲が立ち込める。新シーズンの巻き返しを目指したい同クラブだが、ヨーロッパカップ戦の切符を逃せば今夏に主力が流出する可能性が浮上する。

　中でも2023年まで契約を残す昨夏に加入したばかりのウィリアン、さらに守護神のレノが去就に揺れる中、アルテタ監督は両選手に対するクラブとしての見解を明らかにした。

　ブラジル代表FWについて同指揮官は「我々は最高の才能、確かな才能のある選手と契約した。私は彼からベストを引き出さなければならない人間であるから私に責任がある」と言及。さらに、ウィリアンの残留の可能性については「契約下にある選手たちは全員が来シーズンもここにいる可能性がとても高い」と主張した。

　また、レノについても「彼も契約のある選手の1人だ。残り契約年数の長さにより、さまざまな憶測が流れるだろう。しかし、彼にはまだ契約が2年間あり、ここに所属している」とコメントした。

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