[5.20 ベルギー・リーグPO1第5節 ゲンク4-0アントワープ]

　ベルギー・リーグのプレーオフ1第5節が20日に開催され、FW伊東純也の所属するゲンクはMF三好康児の所属するアントワープと対戦。ゲンクが4ー0で快勝した。伊東はフル出場し、先発入りした三好は後半33分までプレーした。

　ゲンクは前半43分に先制。伊東が右サイドでボールを持つと、PA中央に浮き球のパスを通す。跳ね返されたボールを収めてPA内に進入。相手選手に奪われるが混戦となり、こぼれ球をMFクリスチャン・トルストベットが仕留めた。

　前半を1ー0で折り返したゲンクは後半4分に追加点。中盤でボールを持った伊東が右足でロングシュートを放つが、相手GKのセーブに遭う。しかし、こぼれたところをまたしてもトルストベットが押し込み、2ー0と点差を広げた。トルストベットは同19分にハットトリックを達成している。

　伊東は後半30分に3度目の得点演出。自陣の右サイドから大きく右足のロングキックを蹴り込むと、FWシリル・デセルスが反応し、そのままゴールに流し込んだ。

　伊東の3得点に絡む活躍もあり、ゲンクは4ー0で快勝した。しかし、首位のクラブ・ブルージュがアンデルレヒトとドローとなり、勝ち点1差で優勝が決定。ゲンクも2位が確定している。

---

●海外組ガイド