アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督が、優勝の懸かった最終戦へ強烈な意志を示した。

　今季序盤戦は独走しながらも、2021年に入って失速したアトレティコ。首位陥落のピンチは数回あったが、なんとか乗り越えて最終節を前に首位をキープ。37試合で勝ち点83を獲得し、2位レアル・マドリーに2ポイント差をつけている。

　しかし、レアルとの直接対決では1分1敗と下回っているため、同勝ち点になった場合は順位が下に。そのため、最終節は残留のために勝利が絶対条件のバジャドリー相手に勝ち点3の獲得が必須となる。

　7シーズンぶり優勝へ運命の最終戦を迎える中、シメオネ監督は会見で「これは2つのチームがそれぞれの目標を懸けて戦う決勝戦だ。どちらとも、その目標を達成するために命を懸ける」とし、意欲を示した。

「シーズンを通してそうであったように、我々は自分たちのゲームを解決することだけに没頭する。相手にダメージを与えるところまで持っていけると思っている」

「非常に長いシーズンであり、全員が様々なことを経験してきた。これがラ・リーガであり、タイトルを目指して戦っているんだ」

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