アトレティコ・マドリーのエンリケ・セレソ会長が、FWアントワーヌ・グリーズマンについて語っている。

　2019年に1億2000万ユーロの移籍金でバルセロナに加入したグリーズマン。2シーズンで公式戦98試合に出場、34ゴールを奪ってきたが、そのパフォーマンスから度々批判にさらされてきた。また先日スペイン『マルカ』では、バルセロナ側が資金捻出のために放出を希望しているとも報じられており、今夏の去就に注目が集まっている。

　そんな30歳のフランス代表FWについて、古巣アトレティコのセレソ会長が言及。『カデナ・セール』に対し、以下のように語った。

「どんなチームでもグリーズマンの獲得に夢中になるだろうよ」

「彼は素晴らしい選手だし、戻ってきてほしいとも思う。だが、バルセロナが売りたがっているとは思えない」

「彼はアトレティコで素晴らしいシーズンを過ごしてきたし、アトレティコで成長してきたんだ」

　またセレソ会長は、そのグリーズマンの後継者として加入したジョアン・フェリックスについても言及。2シーズンで19ゴールと、1億2600万ユーロの超高額な移籍金に見合わないとの批判も浴びる中、21歳FWへの信頼を語った。

「彼が出ていくという選択肢はない。適応しなければならないが、彼が飛躍する日はフットボール界で最も重要な日となるだろう。選手は機械ではないので、良い日も悪い日もある。このクラブに栄光をもたらしてくれるだろう」

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