23日に行われたプレミアリーグ最終節でウォルバーハンプトンのホームに乗り込んだマンチェスター・ユナイテッドは2-1の勝利を収め、アウェー戦無敗でシーズンを終えることになった。

　プレミア2位フィニッシュを決めて来季の欧州CL出場権を獲得しているチームは、3日後の26日に行われるヨーロッパリーグ決勝ビジャレアル戦に向けて主力を温存。しかし、前半13分にFWアントニー・エランガの得点で先制すると、同39分に追い付かれながらも、同アディショナルタイムのMFフアン・マタのPKで勝ち越して2-1の勝利を収めた。

　この結果、チームは今季のアウェー戦を無敗で終了。イングランドのトップリーグでアウェー無敗を達成したのは88-89シーズンのプレストン・ノースエンドと01-02、03-04シーズンのアーセナルのみ。

　クラブ公式ウェブサイトによると、オーレ・グンナー・スールシャール監督は、アウェー無敗に「今まで成し遂げられていなかったので、成し遂げたかった。メンバーを大幅に変えたことで達成できない可能性もあったけど、そうしなければいけなかった。私は選手たちを信じているし、水曜日に向けて主力を休ませる必要があったんだ」と語っている。

　なお、マンチェスター・Uのプレミアリーグでの無敗は昨季から続いており、現在26試合無敗。アウェー無敗記録を持つアーセナルの27試合まで、あと1試合と迫っている。

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