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契約延長報道から一転…ラツィオがS・インザーギ監督の退任を発表、インテル指揮官就任か

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ラツィオがシモーネ・インザーギ監督の退任を発表した

 ラツィオは27日、シモーネ・インザーギ監督(45)の退任を発表した。

 クラブは公式サイト上で、S・インザーギ氏の名前を記載することなく、退任を発表。「一人の監督として、そしてそれ以前に長年ラツィオファミリーとビアンコチェレスティ(ラツィオの愛称)の数々の成功に名を残した一人の選手として、彼の考えを尊重します」と簡素的なメッセージを送った。

 S・インザーギ監督は、選手時代に1999年からラツィオでプレー。2010年に現役を退いた。その後はラツィオの育成組織で指導者キャリアをスタートさせ、16年途中からトップチームの監督に昇格した。翌シーズンにはマルセロ・ビエルサ氏の監督就任から2日で解任という中で、再びS・インザーギ氏が就任していた。

 2018-19シーズンにはコッパ・イタリアを制覇。その後も安定的な強さを保ち、セリエA上位に位置し続けていた。昨季は4位でリーグを終え、13年ぶりのUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得。今季限りで契約満了となる中、直前の報道では2024年まで契約延長と伝えられていたが、一転して退任となった。

 指揮官の新天地として、現地メディアはインテルを候補に挙げる。26日にはアントニオ・コンテ監督の解任が発表されていた。

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