今季リーグ5位に終わったナポリは、来季からルチアーノ・スパレッティが率いることになりそうだ。

　最終節でドローに終わったために来季のチャンピオンズリーグ出場権を土壇場で逃したナポリ。指揮官ジェンナーロ・ガットゥーゾは、最終節終了後に退任となり、すでに来季よりフィオレンティーナの新監督となることが確定している。

　ナポリ指揮官のポストは空席となったが、スパレッティが穴埋め役として収まることになる模様。『Sky Sport Italia』が伝えた。

「すでにナポリはスパレッティとコンタクトを取っており、2年契約でまとまる見通し。チームをチャンピオンズリーグ出場権獲得まで立て直すことが最大の目標となるだろう。これは前任者が失敗したミッションだ」

　1959年生まれ、現在62歳のスパレッティはこれまでエンポリ、サンプドリアなどで経験を重ね、ヴェネツィアでは名波浩を指導したことでも知られる。

　その後ウディネーゼ、アンコナを経て2005年に就任したローマでは存在感を示し、セリエA屈指の戦術家との評価を受けた。その後ゼニトを経て2016年にはローマに復帰。2017年～2019年までインテルを率いた後、ここ2年間はフリーとなっていた。

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