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キエッリーニ、EURO2020終了後の伊代表引退を示唆「おそらくこの大会が最後」

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 ユベントスに所属するイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニが27日、記者会見に出席し、EURO2020への意気込みや今後の去就などについて語った。

 2005年夏から16年にわたってユベントスでプレーし、セリエA9連覇を果たすなど数々のタイトルを獲得してきたキエッリーニ。そんなユーベのバンディエラは今夏、37歳を迎える。イタリア代表においても、長年にわたって活躍してきたが、来月開幕するEURO2020を最後に代表から引退する意向を示し、ヨーロッパ最高峰を競う大会に向けて意気込みを見せる。

「おそらく僕が代表で臨む最後の大会になるだろう。非常にワクワクしているよ。イタリアは、良い成績を収めるための要素を満たしている。他のチームも強く、リスペクトしているが、当然、優勝という野心を抱いている。すべての試合が難しいだろうが、遠くまでたどり着けるはずだ。EURO2020は、肩の力を抜いて熱意をもって臨むべきだ。少々、クレイジーなくらいが良い」

「ここ数日は、みんなと一緒に良い時間を過ごせているよ。来週月曜日から集中力を高めていき、EURO2020開幕には準備ができているはずだ。(指揮官のロベルト)マンチーニには驚いたよ。彼はわずかな時間で選手たちの心をつかむことに成功したんだからね」

 続いてキエッリーニは、自身も過去に指導を受けたアントニオ・コンテのインテル指揮官退任や、まもなく満了を迎えるユーベとの契約について語った。

「インテルとコンテの別れに驚いたか? “はい”と“いいえ”の両方かな。最初はあり得ないと思ったが、沈黙が続き、面会が遅れていたので、何か問題があるのではと思ったよ。ユーベでの僕の状況? 正直、指揮官が誰であろうと関係なく、クラブの計画次第だと思う。僕は今年で37歳だし、クラブは若手主体を目指すかもしれない。クラブがどんな決断を下そうと、僕は穏やかに受け入れるつもりだ。EURO2020が開幕する前にすべてが解決することを願っている。ユーベと延長できなければ、一定期間、熟慮してから決断を下したい」
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