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アタランタが熱視線送る冨安健洋に地元紙も注目「大統領護衛のようなフィジカル」

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ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋

 ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋に関心を寄せるアタランタの動向などについて、イタリア紙『イル・ジョルノ』のベルガモ版が31日、注目した。

 3年連続でUEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得しているジャン・ピエロ・ガスペリーニ率いるアタランタは今夏、守備陣の補強を検討。ボローニャに所属する冨安への関心が報じられている。イタリア紙のベルガモ版も、「アタランタ、守備のターゲットはボローニャの日本人選手トミヤスだ」との見出しで報道している。

 アタランタの補強の理想像について、「フィジカルがあり、技術面にも優れたセンターバックで、すでにセリエAで戦いに慣れ、適応が容易である選手」と描写。「そのプロフィールは、ボローニャの新星の1人である日本人選手タケヒロ・トミヤスにあてはまる」と指摘した。

 冨安の特徴について、「大統領護衛憲兵のようなフィジカルの持ち主で、サイドバックとして起用できるほか、CBに入れ替えることもでき、“もう1人のロメロ”になれる」と紹介。今シーズンのセリエAで最優秀DFに選出されたアルゼンチン人DFクリスティアン・ロメロに例えた。

 続いてボローニャとの交渉について言及。ボローニャが移籍金2500万ユーロ(約33億円)を求めるのに対し、アタランタは評価額1500万ユーロ(約20億円)のFWムサ・バロウ+500万ユーロ(約6.7億円)のオファーを提示したことを伝えた。また、ボローニャとの合意を目指すベルガモのクラブが、ベローナからレンタルバックされるエブリマ・コリーのような若き才能をレンタルの形で契約条件に盛り込む可能性もある指摘している。さらに冨安の移籍が実現すれば、「日本人選手であることから、アジア圏のファンの関心を引き付けることができ、マーケティングの上でもより多くを保証してくれる」との見解を示した。

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